テストマーケティング|参考資料
ヨガ・インナーウェアのブランド「3STARS(スリースターズ)」の代表をしております、
藤井 淳と申します。
以下、今回「テストマーケティング」に応募させていただいた経緯や理由を簡単にお伝えさせていただきます。
自己紹介・3STARSを立ち上げた経緯
アーティストJUNから、3STARS代表になるまでの経緯
元々は日本だけでなく海外でもパフォーマンスをしてきたアーティストでもあり、プロデューサー・作曲家でもあります。
留学前は関西のホテル等でウェディングシンガー等としてアーティスト活動をし、留学中はカナダの総領事邸やニューヨークのアポロシアターやジャズバー等、様々な場所でパフォーマンスを行うなどの活動をしておりましたが、 帰国後は2009年より Sony Music Publishing にて作曲家として活動をする傍ら、2012年よりWebデザイナーとしても活動を始めました。
2020年初旬からは、新たなスキル習得のためプログラミングの学校に通い始めたのですが、コロナ禍により講座自体が閉講となってしまいました。
せっかくスキルアップをしようとしていた矢先の出来事でしたので、何か他の新たなことを始めようと、その時ストーカー被害からくる体調不良が数年間続いていたこともあり、体調回復のため行っていたヨガやピラティスも行っていたのですが、その身近にあったヨガウェアを中心とした商材を取り扱う形でEC販売を開始し、ブランドを立ち上げることになりました。
インナーウェアも販売するに至った経緯・問題点
ヨガウェアを販売する中で、購入者の方はインナーウェアも一緒に求めている、といったことがわかり、インナーウェアのラインナップも拡大していったのですが、これらの商品の撮影を行う中で、女性モデルの確保は難しい問題でした。
そのため「商品を撮影する」といった視点ではなく、
「商品」を着た『女性』が『美しく、素敵に見える写真を撮る』ことを心がけて撮影し、それを『3STARSフォトギャラリー』としてアップしたところ、モデルの応募が増えるようになりました。
この理由として、撮影にくるモデルから「女性として見た時に素敵に感じる、下着だけどエロくない、綺麗に撮ってもらえる」といった声が実際に聞かれるのですが、そういった点から安心して応募してくる方が増えたのでは、と思っております。
撮影サービスを新規事業とするに至った経緯
この頃を境に『アートフォトグラファー』として撮影を行うようになったのですが、撮影を行うために作った『3STARS スタジオ』は『商品撮影のためにだけ』に使用していました。
このことから、その時スタハで事業相談を行っていただいていた様々の方から、
『この経験やスタジオを活用しないのはもったいない。マネタイズすべき。』
といった助言を受けるようになり、また、モデルとして撮影にくる方からの声として、
仕事として撮影するのではなく『女性』として「今の自分の姿を綺麗に残したい」「フォトギャラリーにあるようなアート写真を撮って欲しい」
といった、本来の商品撮影とは別の『目的』や『願望』がある、ということがわかり、また、「実はそのようなサービスが見つからない」といった声もあったことから、
これを事業とマネタイズにつなげることができれば、撮影する側にとっても、また、撮影される側にとっても、WinWinな関係が築ける事業になるのでは?と思い、『撮影サービス』を新規事業として展開するに至りました。
新規事業について
助成事業概要
女性本来の美しい姿をアートに変えて撮影し輝く未来に繋げる事業(30文字以内)
助成事業詳細
女性本来の自然で美しい『今』の姿を『アート』な作品に変え、『今の自分』を美しく、そしてさらに輝く『未来の自分』に繋げるための撮影サービスを提供する。
撮影した写真は、色褪せることのないデジタルで閲覧できるよう『デジタル フォトアルバム』のWebサービスとして提供する。 (200文字以内)
この事業計画を『令和7年度第1回創業助成事業』に申請したのですが、この準備段階として、3STARSサイト内に新たに『撮影サービス』の紹介ページ、そして関連ページを作成・公開しました。
また、アーティストとしての活動や、ストーカー被害の経験もあり、自身の情報はこれまであまり表に出してきませんでしたが、
撮影サービスを提供する上で、『撮影者が誰なのか・どんな人なのか』は重要事項になると考え、『3STARS|フォトグラファー『JUN』』の情報ページも作成し、オープンにすることにしました。
「テストマーケティング」を知ったきっかけ・応募に至った経緯


ここで初めて、屋外での『撮影体験』を行ったのですが、販売実績としては残念ながら、関係者を除き「0」という結果に終わりました。
ですが、この経験は出店しないと得られなかったものであり、様々な気づきもそこで得られたため、このイベントでマネタイズはできなかったとはいえ、『次につながる経験』として多くの知見を得ることができました。
『テストマーケティング』の情報については、上記のように事業相談を以前よりスタハを利用させていただいていたこともあり知っていたのですが、このイベントに出展した経験から、
様々な方と触れ合って得られる経験はとても重要であり、また財産になる。
ということが身に染みてわかったため、今回応募させていただいた次第です。
「テストマーケティング」で行いたいこと・検証したいこと
- 『撮影体験』の実施|普段体験できない『撮影体験』を通じて、写真に残す特別感や楽しさ、また被写体としての魅力を実感いただき、撮影ニーズや要望を検証する
- 『デジタル フォトアルバム』の展示|提供サービスの完成イメージを見てもらい、ニーズの確認・反応を検証する
この2点となります。
『撮影体験』について
『撮影体験』につきましては、先日の『諏訪の森 MARKET』に出展する際、イベント主催者の方との最初のお話しでは、ヨガウェアのみの出展としてお話しが進んでおりました。
ですが、
『「本格的な撮影」は、撮影をしたことがない方にとっては珍しいので『やってみたい!』と興味をもってもらえるのでは?』
というお話しもあり、『撮影体験』をブースに取り入れて出展することになりました。
結果としてはイベントに来場される客層が、撮影体験に興味があるであろう『ターゲット層』から外れていた、ということもあり、「やってみたい!」と思っていただける層はほぼほぼおられませんでした。
ですが、同じく出展しておられた方が『やってみたい』とおっしゃってくださったので、2組だけ「撮影する」という流れに至ったのですが、やはり撮影を始めると、興味を持ってみてくださる方や、撮影中はみなさん楽しんでもらえ、出来上がった写真を見ても『あのテントの中で撮ったのが、こんななるんですか?』と驚き、そしてご満足いただけたようで、感謝の声をいただくことができました。


この経験から、
『あ、こういう経験をもっとしていけば、様々なデータが得られ、撮影対象のターゲット層、そして求めているものがわかるんだろうな。』
という気づきに繋がり、そして経験が得られることになった、というわけなのですが、上記2組のご家族を撮影することにより、以下のページを作ることができました。
こちらのページは、撮影後に修正を行い、画像を納品する際、一緒にお送りするページになるのですが、ここで見ていただきたいのは、プラン・価格についてです。
この値段設定は、普通の撮影サービスとは一桁違う低価格の値段設定になってます。
ですが、ここでサムネイルとして複数の写真をお見せすることにより『あ、これも素敵!これも欲しい!』等の購買意欲にもつながるのでは?という気づきに繋がり、以下の画像の状態で提供する、というアイデアにつながりました。


このアイデア、そして上記ページの撮影プランを作成できたのは、このイベントに出展させていただき、直接撮影に参加してくださった方がいたからこそできたページであり、出展していなかったら上記ページ、特に値段設定やマネタイズのアイデアはでてきませんでした。
このことから、もっと多くの、そして様々な方からの『声』や『情報』が得ることができれば、この事業、そしてサービスの実現性も増し、大きく広がっていくのでは。と思い、新たに『撮影体験』を行い、様々な『声』や『情報』を得るのには、この『テストマーケティング』はぴったりなのでは?と思った次第です。
『DPA|デジタル フォトアルバム』について
『DPA|デジタル フォトアルバム』とは、撮影した写真をあなただけの『写真集』『アルバム』として、Web上で閲覧できる状態にした、新しい形のサービスです。デジタルフォーマットなので色褪せなることはなく、また『紙』ではないので、なくなったりする心配もありません。
こちらはまだローンチ前のものになりますが、以下のようなものとなっております。
『DPA|デジタル フォトアルバム』サンプル
四隅 or 両サイドのボタンを、タップ or めくると(引っ張ると)ページがめくられ、ご覧いただけます。
こちらについては、上記新規事業の撮影サービスに付帯の商品なのですが、これはもっと様々な方にご利用いただけるのではと思っております。
デジタルで写真を撮る・残す、といったことは当たり前になっている昨今、昔のようにたくさん撮った写真の中から、特別な写真を厳選して『アルバム』に残す、といったことはしなくなってしまっているかと思います。
ですが、やはり素敵な写真は、『アルバム』として残すことによって、何百枚、何千枚といった写真の中から毎回探さなくてもよくなりますし、『特別感』そして『満足感』もえられ、例えば、母の日や父の日などに、お子さんの成長を、遠方のご両親の方に届けたい、という時などには、『素敵なギフト』として送ることもできる、といった、新たな形の『ギフト』にもなり得る、と思っております。
ですが、まだこれは誰もやっていないサービスになりますので、机上の空論、絵に描いた餅の域を抜けておりません。
そのためにも、この『DPA(デジタル フォトアルバム)』を、様々な方に体験してもらい、感想や意見等を得られれば。と思っております。